誰もが知るトップクラスのハウスメーカーである積水ハウスで家づくりを検討する際、まず徹底的に調べておきたいのが「標準仕様」の内容ではないでしょうか。
理想の住まいを具体化していく中で、積水ハウスのキッチンやお風呂といった水回り設備から、家の顔となる外壁や床材などの内装に至るまで、どのようなものが追加費用なしの「標準」で選べるのか、非常に興味を持ちました。
特に、積水ハウスには木造の「シャーウッド」と鉄骨造の「イズ・ロイエ」という二大ブランドがあり、それぞれ選べる屋根や窓のサッシ、そして断熱材の仕様にどのような違いがあるのかも、構造選びの重要な判断基準になります。
また、地震大国日本において欠かせない耐震性能や、家族の健康を守るための快適な空気環境を作る換気システム、構造そのものの独自技術についても深く知っておきたいポイントです。
この記事では、積水ハウスの標準仕様について私が徹底的にリサーチした情報を整理し、これから家づくりを始める方にとっても役立つ内容として、分かりやすく解説してお届けします。
記事のポイント
- 積水ハウスの木造と鉄骨における標準仕様の決定的な違い
- キッチンやトイレなど水回り設備の具体的なメーカー名と機能詳細
- ベルバーンやダインコンクリートなど、積水ハウス独自の高耐久外壁の特徴
- 断熱性や耐震性など、長く安心して住むための基本性能の高さ
積水ハウスの標準仕様を木造と鉄骨で比較

積水ハウスのラインナップは、大きく分けて「木造(シャーウッド)」と「鉄骨(イズ・ロイエなど)」という2つの構造に分かれています。
これらは単に素材が違うだけでなく、採用されている工法や設計思想が異なるため、標準仕様として採用されている部材や設備にも明確な違いが存在します。
ここでは、それぞれの構造における標準仕様の大きな特徴と、一覧での比較について詳しく見ていきましょう。
シャーウッドなど木造の標準仕様の特徴

積水ハウスの木造住宅「シャーウッド」は、木の持つ温かみと、鉄骨並みの科学的な強さを兼ね備えた構造が最大の特徴です。
一般的な木造住宅とは一線を画す、独自の技術が標準で盛り込まれています。
陶版外壁「ベルバーン」の圧倒的な存在感
シャーウッドの標準仕様の中で最も象徴的であり、多くの施主が採用の決め手とするのが、陶版外壁「ベルバーン」です。
これは陶器と同じように土を焼き上げて作られるため、焼き物ならではの温かみのある質感と、非常に高い硬度を持っています。
紫外線による色あせがほとんどなく、塗り替えのメンテナンスが長期間不要という点は、ランニングコストを考える上で非常に魅力的です。
科学的に強さを証明した「シャーウッド構法」
構造面では、独自の「シャーウッド構法」が採用されています。
これは、木造軸組工法で唯一「型式適合認定」を受けた工法であり、構造計算に基づいた確かな強度が保証されています。
特に、基礎と柱を専用の金物で直接つなぐ「基礎ダイレクトジョイント」などの技術により、木造でありながら柱の少ない大空間や、大きな吹き抜けなどの大開口を実現しています。
屋根に関しては、勾配屋根のバリエーションが豊富で、標準で耐久性の高い陶器瓦や、屋根と一体化した美しい太陽光パネルを選べる点も、木造ならではのデザイン性を高める要素となっています。
イズ・ロイエなど鉄骨の標準仕様の特徴

一方、鉄骨住宅の代表格である「イズ・ロイエ」などの標準仕様は、圧倒的な堅牢さと、都市部でも映える洗練されたデザインが売りです。
鉄骨ならではの強靭な構造体が、安心の暮らしを支えます。
彫りの深さが魅力の「ダインコンクリート」
鉄骨住宅の外壁には、積水ハウスオリジナルの最高級外壁材「ダインコンクリート」が標準採用されています。
プレキャストコンクリートに独自の骨材を配合し、強度と耐久性を極限まで高めています。
手彫りのような彫りの深いデザインは、光と影のコントラストを生み出し、邸宅と呼ぶにふさわしい重厚な存在感を放ちます。
「タフクリア」という防汚塗装が施されており、美しさが長持ちするのも特徴です。
大空間を実現する「ダイナミックフレーム・システム」
構造体には「ダイナミックフレーム・システム」が採用されています。
高強度の梁を使用することで、柱のない広々としたリビングや、コーナーサッシなどの大胆な開口部を実現しやすいのが特徴です。
また、地震のエネルギーを熱に変えて吸収する制震システム「シーカス」が標準装備されている点も、鉄骨住宅を選ぶ大きな安心材料と言えるでしょう。
鉄骨の弱点とされる断熱性についても、熱橋(熱の逃げ道)をカバーするための「ぐるりん断熱」が施されており、快適性への配慮も万全です。
積水ハウスの標準仕様一覧をチェック
木造と鉄骨、それぞれの標準仕様を比較しやすいように一覧表に整理しました。
どちらも業界トップクラスのハイレベルな仕様ですが、重視するポイント(外壁の質感や空間の作り方など)によって選び方が変わってきそうです。
この部分は横にスクロールできます。
| 項目 | 木造(シャーウッド) | 鉄骨(イズ・ロイエなど) |
|---|---|---|
| 構造・工法 | シャーウッド構法 (モノコック構造とラーメン構造の融合) |
ダイナミックフレーム・システム(1・2階) フレキシブルβシステム(3・4階) |
| 基礎 | 布基礎 | 布基礎 |
| 外壁 | 陶版外壁ベルバーン (焼き物の質感・メンテナンスフリー) |
ダインコンクリート(1・2階) シェルテック・コンクリートなど(3・4階) |
| 屋根 | 4種類から選べる | 陶器瓦・太陽光パネル (フラット屋根や緩勾配も対応) |
| 断熱仕様 | SAJサッシなど (木材自体も断熱性が高い) |
ぐるりん断熱 (鉄骨の熱橋対策を徹底) |
| 制震システム | なし (耐震等級3標準の高耐震構造) |
シーカス(1・2階標準) (地震エネルギーを吸収) |
※基礎に関する豆知識
積水ハウスでは、木造・鉄骨ともに「布基礎」が標準採用されています。
一般的に木造住宅では「ベタ基礎」が良いとされることが多いですが、積水ハウスの場合は構造計算によって建物の荷重を点で支える布基礎が最適と判断されているためです。
もちろん防湿コンクリートは打設されるため、湿気対策も万全です。
キッチンや外壁など積水ハウスの標準仕様詳細

家の満足度を大きく左右するのが、毎日使うキッチンやお風呂などの設備機器や、家の顔となる外壁の質感です。
積水ハウスでは、国内の一流住宅設備メーカーとコラボレーションした特別仕様や、自社開発のオリジナルの高耐久部材が標準で用意されています。
ここでは、それぞれの設備の詳細についてさらに深掘りしていきます。
使いやすい積水ハウスのキッチンの標準仕様

写真引用:Panasonicの「ラクシーナ」
キッチンは毎日使う場所だからこそ、機能性とデザイン性の両方が求められます。
積水ハウスの標準仕様では、主にPanasonicの「ラクシーナ」とクリナップの「ステディア」という、人気の上位モデルから選ぶことができます。
それぞれの特徴を見てみましょう。
Panasonic「ラクシーナ」:調理のしやすさを追求
Panasonicの「ラクシーナ」は、料理をする人の動線を考え抜いた設計が魅力です。
特に人気なのが、3つの鍋を横並びで置ける「トリプルワイドIH(またはガス)」を選択できる点です。
手前のスペースが広くなるため、盛り付けや下ごしらえがスムーズに行えます。
また、手元にコンセントがあるため、ブレンダーなどの調理家電が使いやすいのも嬉しいポイント。
シンクやカウンターには、水垢や汚れに強い「スゴピカ素材(有機ガラス系)」が採用されており、日々のお手入れも簡単です。
クリナップ「ステディア」:見えない部分までステンレス
一方、クリナップの「ステディア」は、「キッチンは家具であり、道具である」というコンセプトのもと、耐久性に徹底的にこだわっています。
最大の特徴は、キャビネットの骨組みまでステンレスで作られている「ステンレスエコキャビネット」です。
高温多湿な日本の気候でもカビやニオイに強く、害虫も寄せ付けにくい構造です。
また、調理中のゴミや水汚れが水流で自然に排水口へ集まる「流レールシンク」も、家事の時短につながる機能として非常に評価が高いです。
積水ハウスのお風呂は高機能な標準仕様
お風呂の標準仕様には、積水ハウスグループである積水ホームテクノの「バスサルーン・エスコート」が採用されています。
グループ会社製ということもあり、コストパフォーマンスと品質のバランスが非常に良く、積水ハウスの住宅サイズにぴったり合うように設計されています。
特筆すべきは、浴槽の断熱性能の高さです。
高断熱浴槽が標準装備されており、4時間経ってもお湯の温度低下がわずか2.5度以内という「魔法びん」のような保温性能を持っています。
家族の入浴時間がバラバラでも追い焚きの回数を減らせるため、光熱費の節約になります。
また、洗い場を広く使えるように曲線を描いた浴槽の形状や、またぎやすい高さ設計など、ユニバーサルデザインの視点も取り入れられており、子供から高齢者まで安心して使える仕様です。
トイレの標準仕様は手入れが楽なタンクあり

写真引用:TOTOの「ピュアレスト」
トイレに関しては、TOTOの「ピュアレスト」やLIXILの「アメージュ」といった、タンクありのモデルが標準仕様となっています。
「タンクレスじゃないの?」と思われるかもしれませんが、標準仕様のタンクありトイレも進化しており、節水性能や掃除のしやすさは非常に優秀です。
また、災害時の停電でも水を流しやすいというメリットもあります。
例えば、TOTOのピュアレストは「セフィオンテクト」加工で汚れが付きにくく、フチなし形状で掃除も一拭きです。
LIXILのアメージュも「アクアセラミック」素材で新品の白さが長持ちします。
もちろん、デザイン性を重視してタンクレスにしたい場合は、オプション費用を支払えば、TOTOのネオレストやLIXILのサティスといったハイグレードなタンクレストイレに変更することも可能です。
洗面台の標準仕様は収納力と清潔感が魅力

写真引用:LIXILの「クレヴィ」
洗面台は、LIXILの「クレヴィ(またはエルシィ)」やPanasonicの「ウツクシーズ」が標準仕様として選べます。
どちらも幅90cm以上のゆったりとしたサイズが選べるケースが多く、機能性が高いのが特徴です。
LIXILのモデルは、水栓が壁面(上部)についている「キレイアップ水栓」が大きな特徴で、水栓の根元に水がたまらず、水垢汚れのストレスから解放されます。
Panasonicのウツクシーズは、汚れをはじく「スゴピカカウンター」や、美容家電もしっかり収納できるスペースなど、使い勝手の良さが光ります。
三面鏡の裏側がすべて収納になっているなど、生活感が出やすい洗面周りをスッキリ片付けられる仕様になっています。
積水ハウスの外壁はベルバーン等が標準仕様

写真引用: 積水ハウス「陶版外壁ベルバーン」
積水ハウスを選ぶ最大の理由の一つにもなるのが、外壁のクオリティの高さです。
木造(シャーウッド)なら「陶版外壁ベルバーン」、鉄骨なら「ダインコンクリート」が標準仕様となります。
これらは単なる化粧材ではなく、家の寿命と価値を高める重要な要素です。
陶版外壁ベルバーン(木造)
ベルバーンは、陶器と同じように高温で焼き上げて作られるため、表面が非常に硬く、釘で引っ掻いても傷がつかないほどの強度を持っています。
紫外線による色あせがほとんどなく、30年、60年経っても美しい質感を保てるため、塗り替えメンテナンスのコストを大幅に抑えることができます。
焼き物特有の温かみのあるテクスチャーは、植栽との相性も抜群です。
ダインコンクリート(鉄骨)
ダインコンクリートは、積水ハウスオリジナルのプレキャストコンクリート外壁で、耐火性・耐久性・強度に優れています。
表面には「タフクリア」という高耐久塗装が施されており、汚れが付きにくく、仮に汚れても雨で洗い流される防汚機能を持っています。
塗り替えサイクルも一般的な外壁(サイディングなど)より長く設定されており、メンテナンスの手間を軽減します。
外壁選びのポイント
ベルバーンもダインコンクリートも非常に耐久性が高いですが、構造(木造か鉄骨か)によって選べる外壁が決まります。
「ベルバーンの雰囲気が好きだからシャーウッドにする」「ダインコンクリートの重厚感が良いから鉄骨にする」という方も多いほど、魅力的な標準仕様です。
屋根の標準仕様

写真引用:積水ハウス株式会社の木造住宅
屋根は雨風や強い日差しから家を守る「家の傘」であり、同時に外観デザインを決定づける重要な要素です。
積水ハウスでは、構造体(鉄骨・木造)の特性に合わせて、耐久性、デザイン性、そしてメンテナンス性を考慮した最適な屋根仕様が標準設定されています。
鉄骨住宅(イズ・ロイエなど):陶器瓦が織りなす重厚感と耐久性
強靭な構造を持つ鉄骨住宅では、その堅牢さにふさわしい高耐久な素材が標準採用されています。
基本となるのは、日本の気候風土に適した「陶器瓦」と「5寸勾配」の組み合わせです。
- 陶器瓦の圧倒的な耐久性標準仕様の陶器瓦は、高温で焼き締められているため非常に硬く、紫外線による色あせや変色がほとんどありません。一般的なスレート屋根などで必要となる定期的な塗装メンテナンスが原則不要であり、長期的なランニングコストを大幅に抑えられる点が最大の魅力です。
その重厚な質感は、邸宅としての風格を高めます。
重量はありますが、積水ハウスの強固な鉄骨構造がその荷重をしっかりと支えるため安心です
- 美しさと機能性を両立する「5寸勾配」屋根の傾斜は、雨水をスムーズに流すための機能性と、外観の美しさのバランスが取れた「5寸勾配」が基本設定となっています。水はけが良く、雨漏りのリスクを低減しながら、瓦屋根の美しい陰影を際立たせます
- 一体感が美しい「オリジナル瓦型太陽光発電システム」創エネを実現する太陽光パネルも、標準で搭載が可能です(ZEH仕様など)。特筆すべきは、鉄骨住宅専用の「オリジナル瓦型太陽光発電システム」です。
これは、パネル自体が屋根材としての機能を持っており、周囲の陶器瓦とフラットに納まるよう設計されています。
一般的な「屋根の上に載せる」タイプとは異なり、後付け感がなく、屋根と一体となった美しい外観デザインを実現します
木造住宅(シャーウッド):自由な発想を形にする多彩な屋根デザイン
設計自由度の高さが特徴の木造住宅「シャーウッド」では、多様な外観スタイルに対応できるよう、柔軟な屋根仕様が用意されています。
標準的な素材としては、軽量性とデザイン性に優れたスレート屋根が多く採用されます。
- 軽量で耐震性に寄与するスレート屋根シャーウッドでは、セメントを薄く伸ばして強化したスレート屋根(カラーベストなど)が標準仕様となるケースが一般的です。陶器瓦に比べて非常に軽量であるため、建物上部にかかる負担を軽減し、木造住宅の耐震性能をより高める効果が期待できます。
また、カラーバリエーションが豊富で、モダンから洋風まで幅広いデザインテイストに合わせやすいのも特徴です
- デザインの可能性を広げる多彩な屋根形状シャーウッドの大きな魅力は、邸別自由設計による屋根形状の多様性です。標準的な仕様の範囲内でも、以下のような多彩なデザインに対応可能です
- 切妻(きりづま)屋根:本を開いて伏せたような、シンプルで普遍的なデザイン
- 寄棟(よせむね)屋根:四方向に傾斜面があり、落ち着きのある安定した印象を与える
- 片流れ屋根:一方向にのみ傾斜する、シンプルでモダンなデザイン。太陽光パネルを広く搭載するのにも適している
- 陸屋根(りくやね):傾斜のないフラットな屋根。屋上利用やスクエアな外観デザインが可能
- 敷地やデザインに合わせて選べる屋根勾配一般的な「5寸勾配」に加え、シャーウッドではより緩やかな「2.5寸勾配」なども選択可能です。緩勾配は、建物の高さを抑えることができるため、北側斜線制限などの厳しい法規制がある敷地でも有効です。
また、軒を深く出した水平ラインを強調するデザインなど、こだわりの外観を実現するための重要な要素となります
窓の標準仕様は断熱性の高いSAJサッシ

写真引用:積水ハウスSAJサッシ
窓は家の断熱性能を大きく左右する重要なパーツです。
積水ハウスでは、「SAJサッシ(超高断熱アルミ樹脂複合サッシ)」が標準仕様となっています。
これは、雨風にさらされる室外側に耐久性の高いアルミ、室内の空気に触れる側に断熱性の高い樹脂を使ったハイブリッドなサッシです。
さらに、ガラスには「Low-Eペアガラス(中空層にアルゴンガス入り)」が採用されており、高い断熱効果と遮熱効果を発揮します。
これにより、夏の日差しによる室温上昇を抑え、冬の暖房熱を逃がしにくくします。
また、防犯面でも配慮があり、1階やバルコニーに面する窓には、割れにくい「防犯合わせ複層ガラス」が標準装備されている点も大きな安心材料です。
積水ハウスの床材の標準仕様と特徴

毎日肌に触れ、空間の印象を大きく左右する床材。
積水ハウスでは、木造(シャーウッド)・鉄骨(イズシリーズなど)の構造を問わず、高品質な突板(つきいた)フローリングを標準仕様として採用しています。
その代表格が、日本の老舗建材メーカーである朝日ウッドテックの傑作「ライブナチュラル」です。
ここでは、この標準床材が持つ魅力と特徴について詳しく解説します。
本物の木が持つ美しさと機能性の融合「突板フローリング」
積水ハウスが標準採用している「突板フローリング」は、一般的な賃貸住宅などで多く見られる「シートフローリング(木目を印刷した樹脂シートを貼ったもの)」とは一線を画す素材です。
- 天然木の表現力突板とは、希少価値の高い銘木を薄くスライスした本物の天然木シートのことです。これを基材となる合板の表面に張り合わせて作られます。
そのため、一枚一枚異なる天然木ならではの美しい木目、深みのある色彩、そして自然な風合いを楽しむことができます。
光の当たり方によって表情を変える様は、本物ならではの贅沢さです
- 無垢材の弱点を克服した機能性すべてが天然木でできている「無垢フローリング」は人気がありますが、湿度の変化によって反りや隙間が生じやすい、傷がつきやすいといったデリケートな一面もあります。突板フローリングは、基材に寸法安定性の高い合板を使用することで、無垢材の美しさを保ちながら、反りや狂いを最小限に抑えることに成功しています。
これにより、床暖房にも安心して対応できる(※仕様による)高い機能性を実現しています
標準仕様の決定版、朝日ウッドテック「ライブナチュラル」の魅力
標準仕様となっている朝日ウッドテックの「ライブナチュラル」は、突板フローリングの中でも特に品質とデザイン性に優れた製品です。
- 五感に響く心地よさ表面に使われる天然木は、0.2mm〜0.3mm程度の厚みですが、その質感は驚くほど豊かです。独自の塗装技術により、木材が本来持つマットな質感や導管(木の管孔)の凹凸までリアルに再現されています。
素足で歩いた時に感じる、さらりとした温かみのある触感は、プリントシートでは決して味わえない心地よさです
- インテリアを格上げする豊富なバリエーションライブナチュラルには、世界中から厳選された銘木のラインナップが揃っています。力強い木目が人気の「オーク」、高級感あふれる落ち着いた色味の「ウォールナット」、明るく清潔感のある「ハードメイプル」、赤みのある美しい木肌の「ブラックチェリー」など、多様な樹種から選択可能です。
ご自身が目指すインテリアスタイルに合わせて、最適な色と質感を選ぶことで、空間の質を一段と高めることができます
- 美しさを守る耐久性能日常生活での傷や汚れに強い高性能な塗装が施されており、ワックスがけが不要(ノンワックス仕様)な点も大きなメリットです。飲み物をこぼしてもサッと拭き取るだけで済むため、日頃のお手入れが非常に楽で、共働きのご家庭や小さなお子様がいるご家庭でも安心して採用いただけます
積水ハウスの標準仕様が誇る断熱や耐震性能

デザインや設備だけでなく、目に見えない「性能」の部分でも積水ハウスの標準仕様は高水準です。
断熱性、耐震性、空気環境など、家族が長く快適に、そして安全に暮らすための技術が惜しみなく投入されています。
ここでは、その性能面での標準仕様について詳しく解説します。
積水ハウスの鉄骨住宅を支える標準仕様「ぐるりん断熱」

写真引用:積水ハウス「ぐるりん断熱」
積水ハウスの鉄骨住宅(イズ・シリーズなど)において、四季を通じて快適な温熱環境を実現するための要となるのが、標準仕様として採用されている独自の断熱技術「ぐるりん断熱」です。
鉄骨の弱点「熱橋(ヒートブリッジ)」への対策
鉄骨住宅には、構造材である「鉄」が木材に比べて熱を非常に伝えやすいという特性があります。
そのため、単に断熱材を厚くするだけでは十分な断熱性能は得られません。
断熱材のすき間や、熱を伝えやすい鉄骨の柱・梁などが熱の逃げ道となる「熱橋(ヒートブリッジ)」現象が発生しやすく、ここから外気の冷たさや暑さが室内に伝わってしまうためです。
「ぐるりん断熱」のコンセプトと特徴
この鉄骨特有の課題を克服するために開発されたのが「ぐるりん断熱」です。
その名の通り、天井、壁、床という住まい全体を、高性能な断熱材で隙間なく「ぐるりん」と包み込むことを基本コンセプトとしています。
「夏は遮熱、冬は断熱」を基本に、家中の温度ムラが少ない健康的な住環境を実現します。
「ぐるりん断熱」の最大の特徴は、適材適所の素材選定と、徹底した熱橋対策にあります。
適材適所の断熱材と独自の施工技術
まず、熱の出入り口となりやすい鉄骨の躯体周りに対しては、冷気が伝わらないよう徹底的な断熱補強を行います。
鉄骨の柱や梁の部分はもちろん、鉄骨と木の桟の間、木製根太の下に至るまで断熱材を施工し、熱の弱点を極限まで排除しています。
さらに、部位に応じて最適な断熱材を使い分けています。
天井や壁には、柔らかく隙間なく充填しやすいグラスウールやロックウールなどの「無機繊維系断熱材」を採用し、暖房で暖めた室内の空気が逃げるのを防ぎます。
一方、床下には湿気に強く型崩れしないポリスチレンフォームなどの「発泡樹脂系断熱材」を敷き詰め、足元からの底冷えを効果的に遮断します。
また、これらの高性能な断熱材が長期間にわたって性能を発揮し続けるためには、確実な施工が不可欠です。
工業化住宅ならではの緻密な工夫により、施工品質のばらつきを抑え、確実な断熱性能を長期的に維持します。
標準仕様で実現する高い断熱性能(ZEH基準クリア)
このように、構造体の特性を知り尽くした積水ハウスならではの技術を結集した「ぐるりん断熱」は、標準仕様でありながら「断熱等性能等級5」に対応するレベルを確保し、全地域で「ZEH(ゼッチ)外皮基準」もクリアしています。
この高い基礎性能が、一年中快適で省エネな暮らしを支えているのです。
耐震性能の標準仕様は最高等級に対応

「家は家族の命を守るシェルターである」という考えのもと、積水ハウスは耐震性能に徹底的にこだわっています。
標準仕様で「耐震等級3(最高等級)」に対応する設計が行われます。
鉄骨の制震システム「シーカス」
鉄骨住宅には、地震動エネルギーを熱エネルギーに変換して吸収する制震システム「シーカス」が標準装備されています。
これは、建物の揺れを抑えるだけでなく、繰り返す余震による建物のダメージも軽減するシステムです。
木造の耐震技術
木造のシャーウッドにおいても、独自のメタルジョイント接合システムにより、従来の木造住宅の弱点であった接合部の強度を高め、巨大地震に耐えうる強靭な構造体を実現しています。
過去の大震災においても、全壊・半壊ゼロ(地盤移動や津波を除く)という実績が、その性能の高さを証明しています。
健康な空気環境を作る標準仕様「エアキス」の仕組み

人間が生涯で最も多く体内に取り入れる物質は「空気」です。
積水ハウスは、健康な暮らしを守るためには「食べ物」や「水」を選ぶように「空気」も選ぶべきだと考え、空気環境への配慮を標準仕様として非常に重視しています。
その具体的な取り組みが、ホルムアルデヒドなどの化学物質に配慮した仕様「エアキス」です。
「空気」を選ぶという考え方と「エアキス」の基準
標準の換気システムに加え提案されるこの「エアキス」は、特に化学物質の影響を受けやすい子どもを基準に設計されています。
体重1kgあたりで比較すると、子どもは大人の約2倍もの空気を摂取しています。
そこでエアキスでは、品確法の住宅性能表示制度で定められた5つの主要な化学物質の室内濃度を、国(厚生労働省)が定める指針値の「1/2以下」にまで低減することを目指しています。
実現のための2つのアプローチ
この極めて高い目標を実現するために、エアキスでは「化学物質の抑制」と「換気・空気清浄」という2つのアプローチを徹底して行います。
化学物質の抑制と吸着
1つ目のアプローチは、化学物質を「できるだけ発生させず、発生したものは吸着する」ことです。
積水ハウスでは、自社の研究施設「総合住宅研究所」において、オリジナルアイテムを含む750種類以上もの建材や接着剤から放散される化学物質を測定・評価。
その中から、化学物質の発散を極限まで抑えた部材を厳選して使用しています。
さらに、万が一発生した化学物質に対しても、吸着機能を備えた内装材を活用します。
例えば、伝統的な土塗壁の風合いを活かした塗り壁、自然素材のアクセントタイル、多機能天井材などが、ホルムアルデヒドなどの有害物質を吸着し、室内の空気をクリーンに整えます。
これらはインテリア性だけでなく、調湿・脱臭といった機能も併せ持っています。
高性能な換気・空気清浄
2つ目のアプローチは、高性能なシステムによる「換気・空気清浄」です。
標準装備された換気システムが室内の空気を常に効率よく入れ替えるだけでなく、外気を取り込む際には汚染物質をフィルターで浄化して、きれいな空気として室内に取り込みます。
ライフスタイルに合わせて、温湿度コントロールなども含めた多彩な換気・空調システムが用意されています。
このように、「発生源対策・吸着対策」と「計画的な換気・浄化」を組み合わせることで、安心できる空気環境を実現する「エアキス」。
特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭や、アレルギーが気になる方にとっては、非常に心強い標準仕様と言えるでしょう。
積水ハウスの標準仕様でZEHに対応可能

積水ハウスは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)の普及に業界を挙げて取り組んでおり、標準仕様のままでもZEH基準をクリアしやすい高い性能を持っています。
高断熱な「ぐるりん断熱」や「SAJサッシ」、そして高効率な省エネ設備と、太陽光発電などの創エネ設備を組み合わせることで、家庭で消費するエネルギーを概ねゼロにする暮らしが実現可能です。
積水ハウスの戸建て住宅の多くがZEHとして建てられており、環境貢献だけでなく、光熱費の削減という実利も得られます。
(出典:積水ハウス「技術・品質」)
積水ハウスの標準仕様はカタログで確認

ここまでご紹介した標準仕様は、地域や商品ラインナップ、契約時期によって細かな違いがある場合があります。
最新かつ正確な情報を得るためには、カタログを取り寄せて確認するのが一番確実です。
カタログには、標準仕様で選べる設備の写真や詳細なスペック、カラーバリエーションなどが掲載されています。
WEBサイトだけでは分からない質感や、オプションとの違いなども比較しやすいため、まずはカタログ請求をして情報を集めることをおすすめします。
見学時の注意点
住宅展示場のモデルハウスは、オプションをふんだんに盛り込んだ「フルスペック」仕様になっていることが多いです。
見学の際は「この部分は標準仕様ですか?オプションですか?」と営業担当者に確認することをお忘れなく
まとめ:積水ハウスの標準仕様で理想の家を実現しよう

積水ハウスの標準仕様は、他メーカーと比較しても非常にグレードが高く、無理にオプションを追加しなくても十分に満足度の高い家が建てられる内容になっています。
特に外壁の「ベルバーン」や「ダインコンクリート」、そして標準で備わっている高い耐震性は、それだけで積水ハウスを選ぶ理由になるほどの価値があります。
もちろん、キッチンにこだわりたい、もっと断熱性を高めたいといった要望があれば、オプションを取り入れてメリハリのある家づくりをするのも良いでしょう。
まずは標準仕様の充実ぶりをしっかりと理解し、自分たちのライフスタイルに合った選択をしていくことが、後悔のない家づくりの第一歩です。
ぜひ、この記事を参考に、積水ハウスでの理想の住まいづくりを進めてみてください。
